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文:義岡翼

大熊未来塾で何をつたえていきたいのか考える会を、6/9に実施しました。

なんとまわりくどい行事名だ、と思われるかもしれませんが、わたしたちもまだどのような表現がしっくりくるのかがわかっていないというのが本音です。

この会は今年度で全7回実施予定。
開催の背景としては、代表の木村の個人の語りが主な活動になっている分、木村の実体験を本人の語りで聞きたいという依頼が圧倒的に多いこと、かと言って機械的に木村と同じように語る語り部を育てるということも納得がいかず、このような会を実施することになりました。

震災前から震災時、そして震災後の大熊町にかかわる方たちの想いや気づき。

それらを含め、参加するみんなで、より団体の普遍的なメッセージを考えていくことが、この企画のねらいです。
「大熊未来塾として講演をする人」が直接増えることになるのかどうかはわかりませんが、ひとりひとりの半径5メートル以内をあたたかく照らす小さな灯りになってくれるのでは、と期待しています。